幸福論⑨

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長 大澤仁志

 前回に引き続き、老子の言葉「足る事を知って足るものは、常に足る」という言葉について述べていきます。

 幸せになるために目標設定は大切ですが、目標が自分の贅沢や楽しむためだけの物質的なものやお金やだったりすると、いつまでも満たされることはありません。

 自分が贅沢をするためのものは、手に入れるとまたすぐにそれでは足りなくなってしまい、いつまでも欠乏状態が続きます。
自分の幸福のために「足りないもの」に照準を合わせてもそれは実現する事が無いです。

 人の欲はキリが無く次から次へと足りなくなってしまうからです。

 自分は既に「足りている事」を知り「自分だけが」という部分から脱却する事で新しい境地に到達できます。

 ビジネスをする人なら「お客様」のためにとか、釣り人の皆さんなら「自分の周りの仲間」のために「足りないもの」は何かを考えて行動すると、物事は実現し「本当の幸福」を見つけられると思います。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑧

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㈱オオサワ創研  代表取締役 大澤仁志

老子の言葉で「足る事を知って足るものは、常に足る」という言葉があります。
 充分に満ち足りていることを知り、不足感を持たない事です。

 生れたばかりの我が子に抱いた「無償の愛」

 本来、生れたばかりの時は「健康」で、そこにいてくれるだけで「幸せ」だったはずのものが、だんだんと「期待」という重いプレッシャーをかけてしまいがちです。
 例えば、なにかを失敗したりして泣いている子供に「次、頑張れ!」と声をかけてしまいますが、「頑張れ」は期待の表れでもあります。
 子供が求めているのは、励ましの言葉ではなく、失敗しても失敗していなくても、自分のありのまま、そのままを受け止めてくれる、「いつでも、ありのままの自分を愛してくれている」という、親からの無償の愛を求めているものです。
 現代は、足りないものをピックアップして、それをどうやって手に入れるかを目標設定する、という風潮です。発展して行く以上はそれも正しいのですが、物欲にはキリがありません。物欲を埋めようとしても、いつまでも満足はいかないものです。
 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑦

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㈱オオサワ創研 代表取締役 大澤仁志

 幸福感は、人それぞれの価値観が創造するものなので、みなさん一人一人が違う、という事は前回までで話させて頂きました。

 しかし、人それぞれ違う価値観ですが、実は「人の幸せ」というものは「人間関係があってこそ」なのです。

 例えば、無人島で自分ひとりきりで望みうる限りの贅沢な生活をしても人間は幸せにはなれません。

 贅沢の限りを尽くした大邸宅に、望みうる限りの豪華な食事、豪華な設備、望む「モノ」は何でも揃っていても、一生そこで一人きりで暮らさなくてはならないとしたら、間違いなく「もう死にたい」と思うのが人間です。

 つまり、人間にとって最も大切なことは、どんな生活だろうが「対人」の存在がある事、つまり自分の周りに誰かがいてくれる事なのです。幸福を感じるためには何を大切にしたらよいか分かってくる気がします。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑥

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

失敗というのは、どんな仕事、どんなスポーツでも必ず起こりうることです。

やはりその失敗も、「どのように捉えるか」という事が肝要となってきます。
自らの捉え方、その後の動き方によって「気の持ちよう」とかというだけでなく、その後の「未来」すら変えていきます。

例えば、10万円の商品やサービスに対するクレームが起こったとします。
このクレームをいい加減に処理せずに

「何が悪かったのか」
「どうして起こったのか」
「どんなお客様がクレームをつけてきたのか」

などを分析する事によって、その後、100万円、1000万円の商品やサービスを取り扱った時の対処法や予防法をマスター出来たとしたら、最初の失敗は「したほうが良かった」と言えるのです。
しかし、失敗したことで自信を失ってしまったり、くさってしまい何も学ばなければ、失敗するクセが付いてしまうかもしれません。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑤

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

自分がどういう捉え方をするかで「幸福感」は変わる、という話をさせて頂きましたが、実際に「どういう捉え方をするか」で未来まで変わる事もあります。

有名な話ですが、靴を売るセールスマンが未開の地へ行った時の報告の話です。
A「ここには市場が無い、だれも靴なんか履いていない」
B「凄い市場を見つけた。ここで靴を売ったらひとり勝ちできる」

2人のセールスマンの「未来」は大きく変わっていきそうです。

商売をしていると、さまざまな「失敗」というものが生じてきます。「失敗」ってしたくないですが、それも自己の捉え方で未来は大きく変わってきます。

たとえば10万円の仕事で売掛金回収難が生じたとします。たしかに売掛金が回収できないと痛手ですが、「次の大きな仕事」でそういう失敗が生じないようにするための問題提起、危機管理の向上につなげていけ、次の大きな仕事の時、そういう事態を招かない様にする事が出来たら、「最初に失敗して良かった」と捉える事が出来ます。

その失敗を糧にせず「今回はたまたまに運が悪かった」で済ませてしまったら、また同様の失敗を繰り返すことになります。
捉え方ひとつで、みなさんの未来も変るかも知れません。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論④

※2014.1号掲載
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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

「幸福、幸せは人の心にある」「どんな出来事も、自分がどういう捉え方をするかで変わるという」という話を前回まででさせて頂きました。

それとは別に、その「瞬間瞬間の幸せ」と、時系列で捉えた「将来的な幸せ」も違ってきます。

例えば、お子さんに好きなだけ玩具やゲーム、お菓子を与えるとします。

すると子供は「お父さんありがとう」と喜んで家族の雰囲気も良くなり、一見幸せが訪れたように感じます。

しかし、教育上の観点から考えると良い行動とはいえません。我慢させたり辛抱させる、お手伝いをたくさんしたら買ってあげるようにすれば、子供は目標を達成する喜びや、働いてものを手に入れる喜びを覚える事が出来、将来的にみると「幸せ」になるようです。

「成長する喜び」というものですね。釣り師の皆様なら、魚屋さんで買う魚と自分で釣る魚の違いですかね。少し違いますか?(笑)

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論③

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

自分にとっての「幸せ」とは自分の行動の結果をよく見つめると分かるものです。

例えば、チヌ師の皆さんなら「チヌパラを読んで勉強しよう」とか「誰よりも早く釣り場に行っていい場所を確保しよう」とか「釣りが終わったらキレイに掃除して帰ろう」などという行動をするかもしれません。

こういった全ての行動は「幸せだ」という感情を得るために行っていることであるのです。ジェームス・スキナーの言葉ですが「全ての行動は痛みを避けて快楽を得ようとする」

どういう事かというと、ヒトラーにしてもマザーテレサにしても、事の善悪はさておいて自分が「苦痛と感じる価値観」を避けるように生きていくのです。マザーテレサにしてみれば苦しむ人を放っていくことに苦痛を感じ、奉仕をする事に快楽を見いだし、それが結果として「行動」に表れているのです。

これは、どういう事かというと、自分の心の痛みや快楽は、自分が持つ「価値観」や「信念」によってゆだねられている、という事です。

ひとつの出来事にしても、自分がどういう捉え方をするかで変わってきます。

釣りに行って沢山釣れても「5匹も釣れた」と思える人と「5匹しか釣れなかった」と思ってしまう人では、結果は同じでも幸福感は違ってくるものです。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論②

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

いかに「幸福」を感じて生きていくか。という「幸福論」の第二回目です。

皆さんの生き甲斐は「釣り」なのでしょうが、私の場合「経営」がとても楽しい生き甲斐なのだと思います。

釣りでも経営でも共通する部分で「仲間とのノミニケーション」が凄く楽しいという点ではないでしょうか。人生をかけて本気で楽しんでいる事の仲間と飲んだり語りあったりするのはブチ楽しいですよね。

 本当に幸せを感じる時間です。

今回はちょっと話がズレるのですが「システム手帳」のススメです。
セミナーや書籍などから「人生のヒント」や、釣り人の皆さんなら「釣りのヒント」を得る事もあると思います。

私の場合は、自分のシステム手帳にセミナーのメモや、読んだ本から自分が大切だと思ったことを書きこみます。

そうしておくと、ちょっと時間が空いた暇な時等に読み返す事が出来ます。書籍にしても、セミナーを聞いて書き込んだメモにしてもなかなか読み返す機会はないですが、いつもの持ち歩いているシステム手帳なら結構読み返す事が出来ます。

しかも自分が大切だと思った要所をまとめたものなので、反復する事でより自分に吸収する事ができます。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論①

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

生きていく以上は「何かの価値を世の中に提供して行きたい」という気持ちを持って生きていきたいですよね。

技術的な、テクニック的なことではなく、誰でもどこでも役に立つ、人間として、人としての力が増し、一生お役に立つような話をしたいと思います。

そもそも自分が、「仕事」や「釣り」、学生の方なら「勉強」、それらを何のためにやっているか、端的にいえば「幸福になる」「幸せになるため」です。

人それぞれ目標やゴール設定はあるとは思いますが突き詰めて言えば、その全てが「幸せになるため」ですよね。一生懸命釣りをして大会で優勝したい人も、大物を釣りたい人も、なぜそこを目指すかというと「幸福を感じるため」の手段です。

その「最高の幸せ」と感じるものこそが「あなたの価値観」になってくる訳です。

今回から「幸福論」についてシリーズでお話しさせて頂こうと思っています。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きます。

モチベーション

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 モチベーションが続く方法って何でしょうか?様々あると思いますが、賞賛されたり褒めてもらうとモチベーションはあがりそうです。

 マズローの5段階欲求というものの4番目、承認の欲求にあたります。これは自分が重要な人物だと認識する、自己重要感が満たされるという事です。この自己重要感が満たされていないと、自分が優れていると確認したくて、威張ったり、自慢したり横柄な態度をとる事が多いようです。能力は高くて仕事はできるが、人望がない人がこの傾向です。周りにいませんか?何人か思いつくでしょう(笑)

 そういう人は他人に認めてもらう機会が少ないのかもしれませんね。しかし、そうそう褒めてもらえる機会など少ないのが現状です。ですから、自分で自己重要間を満たす事が大切です。上司は自分自身で「自己重要感」を満たし、部下には認めて・褒めてやり、自己重要感を満たしてあげるのです。

人は人情で動きます。

 心動かされた人に恩返ししたいと思うのも人情です。じゃあ、どうしたら良いか?
 「人蕩し術」無能唱元著によると、自己重要感を自分で高めるコツは

①自分の才能を生かし、認めてもらう、
②他人の役に立つこと、
③自己暗示を掛ける
 おそらく一番簡単で奥が深いのが③です。
イメージトレーニングや瞑想でしょう。

 ①を目指す人はとても多いのですが、そうそう都合よく人から褒めてもらえません。

②・③を心がける人はとても少ないのです。ライバルも少ないですから、飛びぬけます。自己重要感が満たされたら、
 自然と周りや部下を認めて褒めてあげられるのです。

皆様に全ての良き事が雪崩のように起こります。

問題やトラブルは 敵でしょうか?

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株式会社オオサワ創研 代表取締役社長 大澤仁志

確かに起きて欲しくはないですね。一例ですが、体に異変が起きるとします。多きなハレモノが出来るとか。

 体内にできたら、ガンです。なのにそれが外側に出来たとしたら、すぐに気付くし、ありがたい事です。

 どこかが痛いとしても同じです。痛くなかったら、骨が折れていても歩けます。でも正常には二度と歩けなくなるでしょう。
 仕事をしていて、何も起きないとします。それはたぶん、起きていないのではなくて、見えないところで何かが起きていても気づいていないだけなのかも知れません。

 問題やトラブルを感じることが出来ないと、自分の成長する機会を失いますし、改善して良くなって行くこともありません。

 問題とトラブルは一生起き続けます。周りに影響力のある事が出来るようになっていくほど、それに応じた大きな問題とトラブルが起きます。

 逃げることはできません。だったら出来ることは、感情でどう捉えるか。しかも、乗り越えたり受け入れると同じレベルの問題そのものが激減するか起きなくなります。不思議ですね。

補い合う
 仲間の欠点を補い合うのは良いように思えます。間違いではないではないですが、欠点を補うというのは相手の欠点を見続ける事にもなります。

 相手の良いところをもっと伸ばすように自分にできる事はないか?と考えると仲間の良いところを見続ける事が出来ます。そう考える方がお互い楽しくなるのではないでしょうか。

 本当に直さなければいけない欠点は、そんなにありません。本人のためなら言うべきですし、誰かが指摘します。実質は補い合っているのことになるのですが、高め合う、伸ばし合うと言う言葉の方が、理想だと思います。

 「補い合おうね」より「高め合おうね」が理想的です。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きます。

「受け入れる」

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 言葉に対する意味づけの問題かも知れませんが、私は「立ち向かう」という言葉があまり好きになれません。
 立ち向かうのは「戦う」という意味だからです。立ち向かうのではなくて、その災難・困難を「受け入れる」というのはどうでしょう。

 戦いは勝ったり負けたりします。常勝というわけにはいきません。

 しかし、受け入れるのは絶対に負けはありません。災難や困難から逃げることができたとしても、形を変えて同じレベルの災難や困難がやってきます。

 今の自分に必要だから、災難や困難が来ると捉えると、受け入れることができ、それを乗り越えると同じレベルの災難や困難は起きません。
 もちろん次のステージの問題は起きるでしょう。人は、そうやって成長するんでしょうね。

「反応」
 私たちは何かに反応して生きている事がほとんどです。

 お客様に怒鳴られて嫌な気持ちになったり、彼氏・彼女にそっけなくされて寂しくなる、誰かが文句を言ったから、言い返す、愚痴る、などなど。

 ほとんどが反応です。ただ、自分の行動や自分の感情は選べます。反応するべき出来事とそれに対する行動や感情はセットではありません。

 一つの出来事でどういう気持ちにるのかを、選択するのは自分です。嫌な気持ちになるのは人のせいではなく自分のせいのことが多いはずなのです。

 よく周りを見渡すと、もしも自分だったら、嫌な気持ちになるような出来事がおきていたり、境遇におちいったりしているのに楽しそうに人生を生きている人がいます。

 何が違うのか?
 出来事に対する意味づけ・価値観が違い、選ぶ感情が違うのです。
 今の自分の状態を受け入れる事が出来れば、自分の行動や感情もコントロールできるでしょう。

 あなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。