イタリア人と日本人、どっちがバカ?

※広島経済スタートライン 2012年12月号掲載
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編集長 理事長、その本は?
大年 これはね、在日イタリア人のファブリツィオ・グラッセリという人が書いた「イタリア人と日本人、どっちがバカ?」という書籍です。

編集長 えらい事、挑発的な題名ですね。
大年 題名は実に目を引くものなんだけど、内容的には「現代イタリア事情」という感じで、冬の夜長にコタツに寝っ転がって読むにはちょうど良い本ですよ(笑)

編集長 日本人とイタリア人との比較理論もあるのですか?
大年 国民性は全く正反対というイメージのある日本人とイタリア人なのですけれどね、日本の明治維新とイタリアの国家統一の時期がともに19世紀末に行われていたり、ともに第二次世界大戦に敗れ連合軍に支配された時代があったり、その影響もあって米国コンプレックスを持っていたりと、共通する部分が多いのが日本とイタリアなんですよ。
編集長 細長い国土も似ていますね。
大年 そうだね。実は、イタリアも経済の発展したミラノやベニス(ヴェネツィア)を抱える北イタリアと、素朴だけど貧しい南イタリアとで意識の差が激しい国なんですよ。日本も関東・関西でかなり違いますよね。
編集長 イタリア人はあまりあくせくと働かず、のんびり昼間からワインを飲んでるようなイメージがあります。

大年 18世紀に観光地であるイタリアに、ヨーロッパの富裕層が旅行に訪れた際、昼間からのんびりしているイタリア人労働者を見て広まったと言われています。ただイタリア人の言い分としては、イタリア人はとても働き者で本当はすごく朝早く起きるので、昼間にはすでに疲れて休んでいただけなんだ、という主張だそうです。
編集長 いい訳の仕方は日本人に似ているのかも知れませんね(笑)

大年 そんな事も面白おかしく取り上げられている本なんですよ。
編集長 ありがとうございます。

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