「百聞は一見に如かず」

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「百聞は一見に如かず」

 聞くより見たほうが分かる。
 見るより体験したほうがより分かる。
 知識だけ増やすより行動するとすぐ分かる。
 知識があって体験すると本物が語れるようになるようです。

しかし、全てを体験できません。

 また、これから体験していくことも順番抜きに先に体験できません。でも、無知なまま全てにぶち当たったらどうなるでしょう?
 例えば、私は会社経営をしていますが、全て体験ばかりで学ぼうとするとどうなるでしょう?
たぶん会社はすぐ倒産します。
 先人や本・知識から教わる事で、先を読み、ある程度体験する事が大切です。
 ある程度の体験とはイメージ力(映像で見る)です。
 百聞して一見(イメージング)するのです。

これが未来を予測する力。

 例えば、家を全て言葉で説明しようとするとだれも理解できません。しかし、図面を見ると建築屋は細部まで一発で分かります。
 3Dにしようものなら素人でも理解できます。ショールームもそうです。体験したくても出来ないものは「イメージ力」を働かせる。これが体験をあらかじめ先にする「百聞は一見にしかず」ということだと思います。

 良くなりたければ良いイメージをする。イメージを起こす簡単な方法はまず言葉。悪い言葉は悪いイメージを起こします。良い言葉を使い、良いイメージを引き起こしましょう。釣り人にも当てはまるはずです。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

魁!盛運塾「夢と目標」

広島経済スタートラン 2011年1月号掲載

こんにちは、大澤です。今回のテーマは、「夢と目標」です。

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夢と聞くとワクワクして、楽しくなってきますか?夢という言葉を聞いて、「夢は寝てみるもの、どうせ実現できないもの」と思ってしまう人も少なくありません。子供の頃、ほとんどの人に夢がありました。

「将来何になりたい?」って聞かれると、プロ野球の選手。宇宙飛行士。総理大臣。等々。すぐに口をついて出てきたはずです。ところが、中学生になり、高校生になり、社会人になって行くにしたがって、夢を語らなくなって行きます。(夜の蝶が舞うお店で妄想を語る人はいるかもしれませんが。(笑)

人は成長して行くにしたがって様々な知識が身につきます。世の中の仕組みや世間も知っていきます。その経験や学びの中で、多くの挫折を味わいます。例えば、映画スーパーマンを見て、空を飛べると思っていたのが実は自分が飛べないことを知ることなどから始まり、かけっこで一番になれなかったり、ガンバッても勉強が追いつかなかったりしながら、「自分はこんなものだ」と自分の限界を決めてしまうのです。自分の将来・人生はおそらくこれぐらいだろうと決めてしまう事に繋がります。

それは、失敗の体験を重ねて、自信をなくしている状態です。

人は放っておくとほとんど、ネガティブな思考になります。それは動物として考えると、人間はとても弱く、常に最悪の状態を想定していないと生きられなかったからだと言われています。だからそれは自然な事なのです。

行き過ぎたプラス思考で「私は空を飛べる」と言って、高い所から飛ぶと大変な事になります。そんな人はいないでしょう。しかし仕事で考えてみます。仕事のプロとしての自覚に欠けた状態、つまり発展している会社や流行っているお店の表面だけを真似して「オレもできる」と勝負するのはただの博打です。

丁半勝負ではいずれ負けます。そのライバル会社は発展・流行る為に寝る間も惜しんで、とても深く考えられた裏づけがあるものです。そこまで考えないと、負けるのは当たり前です。

話を戻しますが、つまり人はネガティブな体験をよく覚えていて、今後もその通りの自分であり、人生もそうなって行くと思ってしまいがちなのです。でも、よく考えてみると、そんなにネガティブな出来事ばかりでしょうか?

望めば毎日三度のメシを食べられているのではないでしょうか?仕事もあって家族がいて、寝るところもあって、友人がいて、体も不自由なく・・・・・。数え上げるといくらでもあります。要は「焦点」の問題です。

ネガティブに思える出来事も「焦点」をかえればポジティブに考える事ができます。出来事自体に意味はなく、自分が意味をつけています。(紙面上詳しく書きませんが、仏教で言う「空」心理学で言う「リフレーム」です)

何に焦点を当てて生きているか?何をもって幸せだと思うのか?という事でしょう。

「夢や目標」は大切です。ですが、自分がリーダー、もしくは誰かに見本とされる立場の人(自分が保護者である事も含みます)ならば特に、知っておかなければいけない事があります。 

「知足(ちそく)」という老子の言葉です。「足るを知ったるものは常に足る」

今の自分はすでに足りている(幸せである)事を知っているということです。

目標を掲げて、達成する。そして、まだ足りないまだ足りないと新たな目標設定する。自分は良くても周りが付いて来られません。達成しても、実は自分も幸せでない可能性が高いのです。

自分はすでに足りている(幸せである)事を知っていて、目標を達成すると自分も周りも、もっと幸せになる。達成できても出来なくても幸せ。という状態が理想です。

余談ですが、徳川家康・武田信玄が老子を愛していたようです。

豊臣秀吉は天下を取るまでは素敵な武将だったようですが、きらびやかな生活をし、まだ日本が安定していないのに、足りない足りないとエゴ丸出しで、朝鮮出兵までしてしまいました。

徳川家康は最期まで質素・倹約し、秀忠に蓄えた財産を私用に使ってはいけないと教えていたようです。国をうまく治める為の本も自らたくさん出版しています。徳川の時代が長く続いたのは当り前のように感じます。

話を戻します。
「できてもできなくても良いならモチベーションが下がるじゃないか」という声が聞こえてきそうです。そもそも、目標は何の為にいるのでしょうか?という事が大切です。

自分のエゴの為だとモチベーションは下がります。なぜなら達成できなくても生きていける事を経験上知っているからです。

目標や夢を掲げるなら達成したときに自分は当たり前ですが、周りや他人、世間が幸せになるためものにするとモチベーションは下がりにくくなります。

人の欲求の中に「自己重要感」をいうものがあります。ある環境において自分がどれだけ必要とされている人物であるかを認識している感覚です。他人の幸せになる事をする人は周りや世間から必要とされますから、この自己重要感という欲求が充たされます。するとモチベーションが上がり、持続します。

夢や目標を掲げるとき、一体誰が幸せになるのかを基準に考えておく必要がありそうです。

あなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きます。感謝。

人間関係③

※チヌパラシーズン10掲載 2014.10
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株式会社オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

 人間関係でもっとも大切なことは「信頼関係」ではないでしょうか?
 ビジネスでも趣味でも「信頼」がない相手とは成り立ちませんよね。

 信頼を築くためには、まず相手としっかりコミュニケーションをとる事が大切です。

 どちらかが「話す」とどちらかが「聞く」。これでコミュニケーションが発生します。
 実は「話す事」も大切なのですが「聞く」「聞き方」という事もとても大切なのです。

 意識が自分に向いてしまったまま話を聞く人は、相手の話を遮って自分の話を始めてしまいます。
 相手が大切だと思うのならば、意識を相手に向けて話しをしっかり聞かなくてはコミュニケーションは成り立ちません。

 部下や後輩が、仕事や釣りについて悩み事を相談してくれた場合でも、自分に意識が向いていしまっている人は「自分のやり方」を説明して押し付けて終わってしまう事が多々あります。

 自分がどうしている、ではなく(相談してくれている)「相手がどうして(失敗して)いるのか?」という事をしっかり聞いてあげることが大切で、それを聞いてあげることで初めて本当のコミュニケーションがとれ、改善策が見つかるのです。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

人間関係②

※チヌパラシーズン9掲載 2014.9
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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

私は人と話す時、つまりコミュニケーションを図る際にとても気をつけている事があります。

 それはとても簡単なことですが、とても重要なことです。

 それは、相手の顔を見て、目を見て話をする、という事です。朝、「おはようございます」と挨拶してくれる人に下を向いたままやパソコンを見つめたまま返事をするのと、しっかり相手の方を向き、顔を見て「おはようございます」と返すのでは大きな違いがあります。

相手の顔色が悪ければ「具合が悪いんじゃないの?」と声をかけてあげる事も出来ます。どちらが信頼関係が築けるかは明らかです。

 メラビアンの法則というものがあります。

 人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合で「7―38―55のルール」と呼ばれています。

 信頼関係を築けるコミュニケーションのとり方としては、言葉よりも相手への態度や、口調、ボディランゲージが重要である事が分かりますよね。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

人間関係①

※チヌパラシーズン8掲載※2014.8
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 今回よりコミュニケーション、つまり「人間関係」についてお話しさせて頂こうと思います。
マズローの欲求5段階説というものがあります。

アメリカの心理学者アブラハム・マズローによって提唱された、人間のモチベーション理論の一つ。人間の持つ内面的欲求は5段階の階層に分かれており、低次の欲求が満たされると順々により高次の欲求を求めるようになる、という仮説を指します。
アメリカの心理学者アブラハム・マズローによって提唱された、人間のモチベーション理論の一つ。人間の持つ内面的欲求は5段階の階層に分かれており、低次の欲求が満たされると順々により高次の欲求を求めるようになる、という仮説を指します。

 このなかでも「社会的欲求」つまり「所属と愛情の欲求」の部分が人間関係と密接な関係があるとされています。
 人がなにかに悩んでいる事はほとんど「対人関係」についての事、と言われています。

 配偶者の事、家族の事、お客様の事、釣りの悩み事も魚に対してというより「○○さんよりたくさん釣りたい」という気持ちではありませんか?

 悩みというものは、自分でなかなかコントロールできない事が悩みになっています。

 相手を変えるのはなかなか難しいです。なにを変える事が一番速いかと言うと「自分の心」を変える事です。自分の行動や受け止め方を変える事が最も効率的かつ効果的です。次回詳しく説明いたします。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑨

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長 大澤仁志

 前回に引き続き、老子の言葉「足る事を知って足るものは、常に足る」という言葉について述べていきます。

 幸せになるために目標設定は大切ですが、目標が自分の贅沢や楽しむためだけの物質的なものやお金やだったりすると、いつまでも満たされることはありません。

 自分が贅沢をするためのものは、手に入れるとまたすぐにそれでは足りなくなってしまい、いつまでも欠乏状態が続きます。
自分の幸福のために「足りないもの」に照準を合わせてもそれは実現する事が無いです。

 人の欲はキリが無く次から次へと足りなくなってしまうからです。

 自分は既に「足りている事」を知り「自分だけが」という部分から脱却する事で新しい境地に到達できます。

 ビジネスをする人なら「お客様」のためにとか、釣り人の皆さんなら「自分の周りの仲間」のために「足りないもの」は何かを考えて行動すると、物事は実現し「本当の幸福」を見つけられると思います。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑧

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㈱オオサワ創研  代表取締役 大澤仁志

老子の言葉で「足る事を知って足るものは、常に足る」という言葉があります。
 充分に満ち足りていることを知り、不足感を持たない事です。

 生れたばかりの我が子に抱いた「無償の愛」

 本来、生れたばかりの時は「健康」で、そこにいてくれるだけで「幸せ」だったはずのものが、だんだんと「期待」という重いプレッシャーをかけてしまいがちです。
 例えば、なにかを失敗したりして泣いている子供に「次、頑張れ!」と声をかけてしまいますが、「頑張れ」は期待の表れでもあります。
 子供が求めているのは、励ましの言葉ではなく、失敗しても失敗していなくても、自分のありのまま、そのままを受け止めてくれる、「いつでも、ありのままの自分を愛してくれている」という、親からの無償の愛を求めているものです。
 現代は、足りないものをピックアップして、それをどうやって手に入れるかを目標設定する、という風潮です。発展して行く以上はそれも正しいのですが、物欲にはキリがありません。物欲を埋めようとしても、いつまでも満足はいかないものです。
 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑦

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㈱オオサワ創研 代表取締役 大澤仁志

 幸福感は、人それぞれの価値観が創造するものなので、みなさん一人一人が違う、という事は前回までで話させて頂きました。

 しかし、人それぞれ違う価値観ですが、実は「人の幸せ」というものは「人間関係があってこそ」なのです。

 例えば、無人島で自分ひとりきりで望みうる限りの贅沢な生活をしても人間は幸せにはなれません。

 贅沢の限りを尽くした大邸宅に、望みうる限りの豪華な食事、豪華な設備、望む「モノ」は何でも揃っていても、一生そこで一人きりで暮らさなくてはならないとしたら、間違いなく「もう死にたい」と思うのが人間です。

 つまり、人間にとって最も大切なことは、どんな生活だろうが「対人」の存在がある事、つまり自分の周りに誰かがいてくれる事なのです。幸福を感じるためには何を大切にしたらよいか分かってくる気がします。

 明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑥

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

失敗というのは、どんな仕事、どんなスポーツでも必ず起こりうることです。

やはりその失敗も、「どのように捉えるか」という事が肝要となってきます。
自らの捉え方、その後の動き方によって「気の持ちよう」とかというだけでなく、その後の「未来」すら変えていきます。

例えば、10万円の商品やサービスに対するクレームが起こったとします。
このクレームをいい加減に処理せずに

「何が悪かったのか」
「どうして起こったのか」
「どんなお客様がクレームをつけてきたのか」

などを分析する事によって、その後、100万円、1000万円の商品やサービスを取り扱った時の対処法や予防法をマスター出来たとしたら、最初の失敗は「したほうが良かった」と言えるのです。
しかし、失敗したことで自信を失ってしまったり、くさってしまい何も学ばなければ、失敗するクセが付いてしまうかもしれません。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論⑤

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

自分がどういう捉え方をするかで「幸福感」は変わる、という話をさせて頂きましたが、実際に「どういう捉え方をするか」で未来まで変わる事もあります。

有名な話ですが、靴を売るセールスマンが未開の地へ行った時の報告の話です。
A「ここには市場が無い、だれも靴なんか履いていない」
B「凄い市場を見つけた。ここで靴を売ったらひとり勝ちできる」

2人のセールスマンの「未来」は大きく変わっていきそうです。

商売をしていると、さまざまな「失敗」というものが生じてきます。「失敗」ってしたくないですが、それも自己の捉え方で未来は大きく変わってきます。

たとえば10万円の仕事で売掛金回収難が生じたとします。たしかに売掛金が回収できないと痛手ですが、「次の大きな仕事」でそういう失敗が生じないようにするための問題提起、危機管理の向上につなげていけ、次の大きな仕事の時、そういう事態を招かない様にする事が出来たら、「最初に失敗して良かった」と捉える事が出来ます。

その失敗を糧にせず「今回はたまたまに運が悪かった」で済ませてしまったら、また同様の失敗を繰り返すことになります。
捉え方ひとつで、みなさんの未来も変るかも知れません。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論④

※2014.1号掲載
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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

「幸福、幸せは人の心にある」「どんな出来事も、自分がどういう捉え方をするかで変わるという」という話を前回まででさせて頂きました。

それとは別に、その「瞬間瞬間の幸せ」と、時系列で捉えた「将来的な幸せ」も違ってきます。

例えば、お子さんに好きなだけ玩具やゲーム、お菓子を与えるとします。

すると子供は「お父さんありがとう」と喜んで家族の雰囲気も良くなり、一見幸せが訪れたように感じます。

しかし、教育上の観点から考えると良い行動とはいえません。我慢させたり辛抱させる、お手伝いをたくさんしたら買ってあげるようにすれば、子供は目標を達成する喜びや、働いてものを手に入れる喜びを覚える事が出来、将来的にみると「幸せ」になるようです。

「成長する喜び」というものですね。釣り師の皆様なら、魚屋さんで買う魚と自分で釣る魚の違いですかね。少し違いますか?(笑)

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。

幸福論③

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㈱オオサワ創研 代表取締役社長大澤仁志

自分にとっての「幸せ」とは自分の行動の結果をよく見つめると分かるものです。

例えば、チヌ師の皆さんなら「チヌパラを読んで勉強しよう」とか「誰よりも早く釣り場に行っていい場所を確保しよう」とか「釣りが終わったらキレイに掃除して帰ろう」などという行動をするかもしれません。

こういった全ての行動は「幸せだ」という感情を得るために行っていることであるのです。ジェームス・スキナーの言葉ですが「全ての行動は痛みを避けて快楽を得ようとする」

どういう事かというと、ヒトラーにしてもマザーテレサにしても、事の善悪はさておいて自分が「苦痛と感じる価値観」を避けるように生きていくのです。マザーテレサにしてみれば苦しむ人を放っていくことに苦痛を感じ、奉仕をする事に快楽を見いだし、それが結果として「行動」に表れているのです。

これは、どういう事かというと、自分の心の痛みや快楽は、自分が持つ「価値観」や「信念」によってゆだねられている、という事です。

ひとつの出来事にしても、自分がどういう捉え方をするかで変わってきます。

釣りに行って沢山釣れても「5匹も釣れた」と思える人と「5匹しか釣れなかった」と思ってしまう人では、結果は同じでも幸福感は違ってくるものです。

明日もあなた様に全ての良き事が雪崩の如く起きますように。